ピンホールカメラあれこれ

デイリーポータルZでの、ピンホールデジカメの記事が人気ですね。

ブックマークが結構伸びてて、こうした分野にも潜在的なユーザーがいるのだなと興味深いです。一応このサイトでも、ピンホール写真とかを扱っていたのですけれど、最近はちょっと敬遠気味。
それでもいくつか情報があるので、まとめてみました。




まず、上の記事では一眼レフデジカメに手作りの針穴を作ってピンホールカメラにしていますが、既製品のピンホールレンズというのもあります。

既製品だけあって、真円率の高く精度のいいピンホールレンズです。これは Kenko のピンホールレンズなんですが、何故か公式サイトにページがない不思議な商品。



また、ピンホールカメラは露出決定が難しいのですけれど、便利なツールとしては
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Pinhole Designer
こちらのソフトが役立ちます。露出換算表なども出力できる他、文字通りピンホールを作る際にも重宝しますね。

ピンホールカメラの要である、針穴を自分で開けるならこちらのサイトが参考になります

アルミホイルや、アルミ缶ではなく、銅箔を使っているので加工しやすいですし、腐食し難いのも利点です。ただ銅箔がなかなか手に入り難いかもしれませんね。


一方、こちらのサイトでは 0.3mm銅版を使ったピンホール孔の開け方を説明されています

詳しい内容はリンク先で参照して欲しいのですが、大変に詳しくレポートされており、素晴らしいの一言です。ここまでこだわって針穴を開けている、そしてその過程を丁寧にWeb上に記録されているページは見たことないですね。



リンク集

ついでなので、ピンホール関連のリンク集
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micro-fantasy
微細で美しいピンホール写真がたくさんあります。本当にピンホールカメラで撮ったの?と疑うほどクリアです。


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casadopinhole.net
ちょっと前まで休止中だったのですが、再開したサイト。写真もさる事ながら、カメラがかっこよいです。


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Pinhole Pictures
ジオラマを作成してピンホールカメラで撮影しています、ピンホールカメラの特性であるパンフォーカスを活かして不思議な空間を演出していますね。


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Jonas' Camera Obscura
パーフォレーションまで露光させた、広角写真などがあってイイ感じです。


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Bob Karhof Photography
こちらもフィルムを長く使った広角な写真が多いです。特に多重露光などを組み合わせた写真が素敵ですね。


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世界ピンホール写真デー
こちらは個人ページではないのですが、毎年行われている、世界ピンホール写真デーのサイトです。世界中のピンホール写真が集まっています。

ピンホール関連のコンテンツ

このダイアリーにもピンホール写真関連のコンテンツがあります。





ちなみに、デジタル一眼レフ持ってないけど、ピンホールカメラやってみたい、という方にはこちらがお薦めです。

科学のタマゴ 2号 (SCIENCE EXPERIMENT SERIES)

科学のタマゴ 2号 (SCIENCE EXPERIMENT SERIES)

本の内容がピンホールカメラについて書かれている他、ピンホールカメラも同梱されているので、初心者向けには持って来いの1冊です。夏休みの自由研究もこれ一つでOK。「大人の科学ピンホールカメラ」から、通称「オトピン」と呼ばれてよく使われていますね。




あと、こんなニュースもありますね。
北海道新聞 話題 世界最大の写真、撮影開始 格納庫をカメラに仕立てコデラ ノブログから)
原理としては普通のピンホールカメラと同じですし、人が中に入れるようなピンホールカメラとかもありましたけれども*1、飛行機の格納庫をカメラオブスキュラとするなんて、規模がすごいです。

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赤いペーパークラフトピンホールカメラ

赤いデザインがカッコイイ、紙でできたピンホールカメラ
Paper Forest: New Paper Pinhole Camera
紙製なので、PDFで設計図をダウンロードして作成することが出来ます。


リンク先にもある通り、元になったのは チェコのピンホールカメラ でこちらも もちろんペーパークラフト。ただ上の方が作成工程を Flash で開設しているので分かりやすいですね。


紙製のピンホールカメラだと、他にはこれらもありますね。

どちらも製品ですが。




また撮影に当たっては、上記のチェコのサイトで Pinhole Designer という非常に便利なソフトを公開されています。名前の通り、ピンホールカメラを制作する際にも、役に立ちますが、撮影時の露出換算表を作るにも簡単にできるので、とても重宝しています。

日食時の木漏れ陽のピンホール効果

[鏡] 辺境から戯れ言 経由で知ったのですが、



Eclipse pin-hole effect - YouTube

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これはすごいです。
まずはそちらをご覧下さい。そのまま向こうに行ってもいいのですが、なんでこんなことが?と思ったら、戻ってみて下さい。


原理的には、カメラに詳しい人や、ピンホール写真をやる方にはすぐ分かるかと思いますが、木漏れ陽の一つ一つが カメラオブスキュラ になっているので、ああいう像を結ぶ訳です。

この図は、カメラオブスキュラの説明ですが、ピンホールカメラはこういう原理で暗箱に像を結びます。それと同じように、木の葉の隙間がピンホール穴に当たり、こうした仕組みで像、ここでは太陽の形が地面に投影されます。


もちろん普段でも同じようにるのですが、いつもは丸い形なので、なかなかそれには気がつき難いですけれど。


このピンホール効果を巧く利用した、作家というと木村崇人さんのものがありますね。

これは、2003年夏に水戸美術館で行われた、「こもれび」展での写真。


会場内は撮影禁止だったのですけれど、受付付近にあるこのディスプレイは撮影可でした。どういう装置かというと、

図の通り、上から星の形をした型で光源を覆っていて、下に向かって照らしています。


その中で手などで細かい隙間を作ってみると、影の中に星の形が浮かび上がります。下はそのディスプレイで試したもの。

ちなみに、このときは1人で行ったので、学芸員の方に手伝ってもらって写真を撮りました、映っている手はその方の手です。

手の中の星たち
拡大して、明るく調整してみました

星の形になっているのが、分かるかと思います。


仕組み自体は、かなり単純なのですが、実際やってみるとかなり感動できます、ご家庭でも簡単にできますし。
作成には普通の電球に型紙なんかを設置して、試してみても良いですが、こちらではパソコンのモニターを利用した方法を紹介していますね。
あなたが描く私の木漏れ日 - hirax.net
これだと手軽に自由な形できますし、結構キレイに像を映せます。




関連

検索してみたら、ヒットしたもの、スパイラルで「木もれ陽プロジェクト」をした時の資料かな?






これとは、あんまり関係ないのですが、私がピンホールカメラに興味を持ったのは、この「木もれ陽プロジェクト」を知ったからでした。単純な仕組みで像を結ぶ、というのは原理自体は理解していたものの、実際にやってみると とても面白く、またピンホールカメラは 自分で簡単に制作できるというのも魅力的でしたね。
……けれど、最近は撮っていませんけれど……。


でも、今年の 世界ピンホール写真デー は4月30なので、それまでには新しいカメラを作ってまたチャレンジしようかな。

ピンホールカメラリング

今週から開始されたはてなリングで、ピンホールカメラリングができてます。
はてなリング - ピンホールカメラ
う〜ン、面白そうなんだけれど、正直様子見かなぁ。
このサイトだとそんなにピンホール写真アップしてないし、カテゴリ別に登録できるならいいけれど、それは対応しているのかな。月に一度ピンホールカメラに関係する話題を書くかどうか、くらいのサイトなので、登録すると申し訳ないと思うし。むしろ Flickr か、ブックマークの方とかを登録した方がよさげ。


っていうか、はてなリングの面白さがまだ良く分からない。話題が特化している blog だと意義ありそうだけれど、日記サイトだと話題が絞れなくて、邪魔になりそう。それよりはトラックバックピープルとかが気楽な感じ。
今日のハリアナ写真 - トラックバック・ピープル

紙カメラ

PAPER.PINHOLE.CAMERA
通販サイトとかでよく見る、ペーパークラフトピンホールカメラ。普通の通販サイトと違って。このサイトは見た目きれいだな、と思って URL を見たら納得。


コニカミノルタ、写真事業を大幅縮小 法人向けに集中
あとこのニュースはビックリですよ。

簡易光漏れチェッカー

自作のピンホールカメラを作る際に、また中古のカメラやトイカメラを購入したときに確認が必要なのが、光漏れ。これがあると余計な線が入ったり、酷いときにはフィルムが露光して丸々一本駄目になったりするので重要な作業です。


とは言え、結構確認が難しいも事実、ペンライトを当てて見たり、中に印画紙の切れっぱしを入れて確認ということもしたりしますが、かなり面倒です。ところが、写り気なAGAT+ さんで紹介してた
写り気なAGAT+:光漏れチェッカー激安版
は便利そう。
ここでは AGAT18K の光漏れチェックに使われていますが、ピンホールカメラにも応用できそうだし。


なによりも安価なのがいいですね。

ピンホールカメラ「tigre(ティグレ)」誕生!

「zebra」は序章に過ぎなかった…? ピンホールカメラ「tigre(ティグレ)」誕生!
トイカメラ。 から。


以前ピンホールカメラ「zebra」が付録でついてきた写真雑誌 PHaT PHOTO でまたピンホールカメラの付録がつくとの事。しかも、前回からさらにパワーアップして、スクウェアフォーマットとかフィルターとかの機能がついているそうです。詳しいことはそのうち追加されるのかな、ちょっとチェック。

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