今朝の新潟日報が半端なく熱い件

新潟は今日も熱いですね。いや気温は秋の香りがするほど涼しく過ごしやすいくらいなのですが、熱いです。主に甲子園が。
日本文理、県岐阜商下し決勝へ - SPORT NIPPO
というのも元々、新潟県高校野球が強くなくセツバツでも長らく新潟県勢の初戦突破できなかったり、今大会が始まるまでは夏の甲子園での都道府県別の勝利数でワースト1位だったりと、むしろ弱いほどでした。
参考:http://todofuken.ww8.jp/t/kiji/10620(追記:新潟県のこれまでの甲子園での戦績の情報を追加していただきました、ありがとうございます)
今回の甲子園は第91回大会ですが、これまで第90回までで春夏合わせても新潟県勢は18回しか勝利していません。
ですから例年、甲子園出場高校のキャプテンのセリフは

目標は初戦突破です!

というくらい。



ところが!


日本文理高校の甲子園の躍進で、ここ数日新潟では非常に熱いです。苦戦するどころか大量リードして勝つ試合もあったりするので、県民は動揺するばかり。
決勝に進むどころか、ベスト4になるのも新潟県史上初ということでかなり前から大騒ぎなのですが、ここに来て昨日、県岐阜商との接戦を制していよいよ決勝進出となったわけです。





地元の新聞紙、新潟日報での扱いも変わるわけですよ。

通常であればこうした紙面のレイアウトで、

開くとこんな感じですね。
また最終面ではテレビ欄という構成になっています。

これが普段の新潟日報のレイアウトですね。


しかし決勝進出を決めた翌日の今日の新聞は違いました。

開いてみると

まさかの見開き!

スポーツ欄でも写真がドーン


新潟日報はスポーツ新聞ではなく一般紙ですからこうした扱いはとても珍しいです。このレイアウトは過去に1度しか見たことないです。


で、


いよいよ、本日の午後1時から日本文理は愛知県の中京大中京と闘います。中京大中京は春4回、夏6回の甲子園で計10回の優勝を果たし史上唯一の夏3連覇も達成した伝統校。しかも相手は強豪の花巻東から4本のホームランを放ち大差で下したほどのチーム。正直、新潟県人は午後から何も手につかないでしょう。ええ。日本文理がどのような試合をするか分かりませんが、悔いの残らないプレーをして欲しいですね。

関連リンク

また日本文理高校では現在寄付金を募集しています。
寄付金のお願い - 日本文理高等学校
なにせこれまで勝ち上がる経験のなかったので、滞在費や応援団の送迎費用など(おそらく)積み立てていた予算以上の資金がかかっているようです。ちょっと余裕のある方などは寄付をされてみてはいかがでしょうか。


追記

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090824-00000507-sanspo-base
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/hs/09summer/live/08/241_etc.htm
いやー素晴らしい試合でした。結果こそ 中京大中京 10-9 日本文理と負けたものの、9回表 中京 10-4 文理、ツーアウト、ランナー無しでしかも6点差!という絶望的な状況からでも決して諦めることなく、切手選手の四球をきっかけに猛烈な追い上げを見せ、ついには5点もぎ取り、ランナー三塁一塁であわや同点まで迫った粘り強さには思わず目頭が熱くなりました。
最後は新潟県関川村出身の伊藤投手を小学生時代から支えてきた、若林捕手の痛烈な当たりがライナーとなりスリーアウトで試合終了、惜しかったですね。正直なところ総合的な力で言えば中京大中京が何枚も上だったでしょう、それでも最後の最後まで必死に闘った日本文理には感動しまたし、胸を張れる堂々たる準優勝だと思います。

再度追記

今朝も新潟日報が半端なく熱い件。あと日本文理お疲れさまでした
翌日25日の新潟日報も大きく紙面を割いて決勝の結果を載せているのでちょっとまとめてみました。

アサマシリンク

新潟もの知り地理ブック

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新潟ぶらり日帰り立ち寄り湯―日帰り温泉めぐり

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Twitter小説のハッシュタグ #twnovel について私自身の意見

Twitter小説について

私の意見を一応書いておくと、私自身も @TheLastWillTwitter小説を書いていますが、そちらでは原則一つの投稿で完結する物語を書くコンセプトで続けています。それは6月末から始めたときからの制作方針でした。

形式について

原則1つの投稿で、1つの物語、という形式にしています。これはTwitterの特性上、なかなか複数の投稿を把握し難いためです。

http://d.hatena.ne.jp/rikuo/20090723

以前の日記にも書きましたが、Twitterでは発言が流れていきなかなか過去の投稿は顧みられない傾向があります。まして数百人、千人以上フォローしているユーザーにとってはなおさらです。そうしたとき、複数の投稿にまたがった物語ではなかなか読まれ難い、また仮に読まれたとしてもストーリーの流れを追い難い、と考え @TheLastWill では1つの投稿で完結する物語を書くようにしています。
これはハッシュタグ #twnovel の意図には関連なく、私自身のルールです。

ハッシュタグについて

ハッシュタグは元々ユーザーから始まった文化で、後から公式の機能に取り入れられたものですが、これには厳密なルールを規定するのに適さないと私は考えています。例えばニコニコ動画のタグにはwiki的なニコニコ大百科という仕組みが用意されていますが、ハッシュタグにはそのような説明文を書くスペースがありません。
Twitterは現在新しい利用者も拡大しており、毎日毎日様々な方が利用を始めています。これからユーザーも2倍、5倍に増えるかもしれません。そうしたときに、初心者がハッシュタグについて知る、またそのハッシュタグがどのような意図や経緯があるのか?を調べるのは容易ではないでしょう。

そういった事情を考えて

私自身は「1つの投稿で完結する物語の方が適している」と思っていますが、その「ルールを今後も周知し続けるのは難しいだろう」と考えています。
先ほども書きましたが、Twitterには説明文を書くスペースはありませんし、毎度毎度ハッシュタグの説明を投稿するのも現実的ではないでしょう。そうした事情からより楽な選択肢として、ルールを厳密に管理し続けるのとても大変なので柔軟に捉える方がいいのではないか?というのが私の意見ですね。


ハッシュタグの説明として

など外部サービスを利用するのもありですが、それを果たしてみんなが確認するだろうか?というのは疑問ですね。

短歌・俳句・川柳は上手く機能しているじゃない?

Twitterには短歌、俳句、川柳のハッシュタグもあります。こちらは上手く機能しているのだから、#twnovelも、という意見もあるでしょうが。短歌、俳句、川柳はいずれも定型がありますから今回の事例とは異なるでしょう。ハッシュタグの名称からもコンセプトが理解しやすいですし。
#haiku で自由詩を投稿することは無いでしょう。
一方 #twnovel 言葉だけからは「複数の投稿にまたがる小説は禁止」という意味は汲み取れません。そこが違いますね。

複数投稿にまたがる面白さ

私は原則、複数投稿にまたがる物語は書かない予定ですが、だからと言ってそうした投稿が全て駄目と考えているわけではないです。むしろ複数投稿だからこそ面白い手法もきっとあるでしょう。私もいいアイデアがあったら、やります。

ハッシュタグの今後について

ちょっと話は変わりますが以前、各ブログサービスではブログを始めたばかりの人向けに、トラックバック企画というのをよくやっていました。「夏」「花火」とかテーマを募ってトラックバックを集めるというやつですね。
でも最近はあまり見かけなくなりました。というのも、スパムトラックバックが蔓延したためです。
Twitterでもおろらく将来そういうことが起きるのではないでしょうか。スパムアカウント、スパムリプライ、スパム投稿などは既にありますが、特定のハッシュタグを狙い撃ちにしたスパムというのも今後は現れるでしょう。そうすると、ハッシュタグ自体がトラックバックのように使われなくなってしまうのではないかなー、と思ったり。