今年こそついにSVG元年?まだ間に合う!SVGの学習に役立つサイト紹介

先日AdobeからこのようなJavaScriptライブラリが公開されました

Snap.svg
http://plus.adobe-adc.jp/post-4817/
以前から人気の高かった、IE6でもSVGを表示できるJavaScriptライブラリRaphaelの作者 Dmitry Baranovskiy氏による新たなライブラリで、Raphaelとの違いはSnap.svgではIEなら9以上対応とモダンブラウザを対象にしたこと。さらに自由度と表現力の高いことができるようになっているのが大きな特徴です。
こうしたJavaScriptライブラリがオープンソースで、そしてAdobeから公開されたのは大きなことでこれからSVGもどんどん普及していくのではないでしょうか。
まさに2013年こそついにSVG元年と言えるかもしれません*1


……とは言え、そもそもSVGってなに?という人もまだまだ少なくないでしょう。
近年再評価されてきているものの、なかなか地味ですからね……。
またせっかくのJavaScriptライブラリが公開されても、元々のSVG自体でどういうことができて、どんな仕組みなのかが理解できないと使えないですよね。


そんなわけでSVGってどんなものなのか?の簡単な説明と、その仕様やそれを学ぶために役立つサイト、現在のブラウザ対応状況を把握できるサイトなどいくつか紹介していこう!……というエントリーです。


なお、この記事の対象としているのは、
Adobe Illustratorで描いたイラストをベクター画像で公開したい!」といったイラストレーターの人……というよりも、技術者よりの人ですね。SVGを使ってなにかWebアプリケーションを作りたい、とかそういう方向での学習に役立つ、かなと。

*1:ちなみにここ数年は毎年「SVG元年」と言われていますけれどもね……。来年もたぶんSVG元年って言う予定

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