喩え話ばかりだと文章がどうなるか良く分る例

FPN-Mixiの持つ数学構造の強み−批判に対して何故強靭なのか−
いやぁ、喩え話をとても多く使っていて、大変に 分り易い 文章ですね。とっても分り易い 喩え話 ばかり なので、さらにイメージ画像をつけてみました。

mixiの高度成長期は過ぎ去りつつあるけれども、一挙に崩壊する事は無く、少しずつ伸びて行く安定期、成熟期に入るだろうと見ています。丁度、高度成長期を終えて経済の成長率が半分以下に鈍化した70年代の日本経済のようですね。

なるほど、高度成長期ですね。

マンガ 日本の歴史〈55〉高度成長時代 (中公文庫)

またコミュニティ参加者の数もせいぜい数万人程度であり、マイスペースで映画X−MEN3が作り出したような数百万人の知り合いの輪は存在しません。

へー、MySpaceでX-MEN3が人気なんですか。

X-MEN:ファイナルディシジョン 特別編 [DVD]

ロングティルの考え方で説明すれば、群れが全て尻尾の部分で、ヘッドに当たる群れが無いと言う強みがあります。

ふむふむロングテールの考え方で説明

ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

予断ながらオーマイニュースからいわゆるオピニオン会員がｎｅｗｓｉｎｇに追い出されて来た時の問題点は、中心性と密度でした。まだ立ちあがって日の浅いnewsingは全体のコミュニティが一つであり、中心も一つと考えられます。

オーマイニュースにも言及ですね。→参考：オーマイニュース編集部よ、「頭を垂れる稲穂」たれ

『オーマイニュース』の挑戦

小さなソーシャルコミュニティでは、皆が知りあいであり、密度も高い訳ですね。そこにゲルマン民族が侵入してきたと言う構図でした。

うわー！ゲルマン民族が攻めてきたぞー。

ゲルマンとダキアの戦士―ローマと戦った人々 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

例えば阪神淡路大震災の時、東京の多くの人々はテレビをワイドショー感覚で見ていました。親戚が神戸にいる人々は真っ青でしたが。これと同じ感覚です。

友達が住んでいる人も、また そうでない人でも真っ青になったと思いますが

阪神・淡路大震災10年全記録―被災地は復興したか

モスバーガーのバイトコミュ二ティが炎上した事件も、最初にmixiの内部で眼にすることはまずありません。外部の記事で始めて知る参加者が大多数です。そうなると『へー、あんな遠くの隣町で火事が起こったのか？』と言う感覚にしかなりません。

燃えている、と。

炎上 [VHS]

こうしてSNSの優れた特徴である穏やかな『創発規範』が全体として維持される一方、mixi事務局の特高警察が問題を起こした群れを根こそぎ闇に葬り去る＝退会措置を講ずると言う二重構造が出来上がりました。

なるほど特高警察ですか。

WOWOWアニメ「TOKKO特公」オリジナルサウンドトラック

みかん箱の中の腐った一部のみかんを取り除けば、別にみかん箱自体は『売り物になる＝広告出稿で稼げる』と言う訳ですね

腐ったみかんは捨ててしまう、と。

ミカンせいじん USBフラッシュメモリ 128MB MKN-MD-128K

一時のニフティサーブのように安定した伸びを示した後、徐々に衰えるサイクルに入るのでは無いかと思われます。

ニフティの例まで遡るんですね。

ニフティサーブ ほしい情報が必ず探せます―仕事と生活に役立つ目的別情報収集パーフェクトガイド (KOU BUSINESS)

もう2007年の『ライジングスター＝輝く新星』では、在りませんので。

ははぁ〜。輝く星ではなくなるわけですね。

輝く星 -ホピ・インディアンの少年の物語-


いやぁ、様々なイメージが次々に浮かぶステキな文章ですね。……で、mixiがなんでしたっけ？