インテリアに古木などはどうでしょうか

中越沖地震の話題をもう1つ。

なんだか、地元を中心に地味に人気なのが地震の影響で海底から次々と出てきた古木。
この木は、おおよそ縄文時代(約3100〜6500年前)の古い木なのですが、なぜ地震で出てきたのか?というと、どうやら液状化現象のため

元々縄文時代に立っていた木が、土砂の堆積や河川に流れて海底に沈んでいたのがこの古木なのですが、中越沖地震液状化が起きたため、比重の軽い古木が海底に涌き出てしまった、ということのようです。


それ自体は構わないのですが、困るのが漁業関係者で、魚を捕まえる網にかかってしまうのと、重くて網が痛んでしまうということで、被害があったりして処分に苦慮していたようです。

で、とりあえず県が保管していたらしいのですが、何故かそれについての問い合わせが殺到したとか。


私自身は詳しくないので、よく分かっていないのですが、どうやらこうした古木は表面の汚れを落として磨くとインテリアとして使えるようなのですね。そのため、ま、言ってみれば県も廃品利用てきな気持ちで無料の古木配布を行ったのでしょうか、そうした会が以前に催されたら、応募が多数寄せられて、再度今回また無料配布が開催された、という経緯。

しかし、漁網や魚が傷つくなど、被害が続出。県は8月から回収に乗り出し、今月2日に中断するまでに計約300トンを陸揚げした。9月26日に行われた1回目の無償配布の募集では、100口(計約5トン)に400組以上の申し込みが殺到し、受け付け開始から約1時間半で打ち切られた。

残念ながら、上記で紹介した追加配布はもう締め切りが過ぎてしまっていますが、この回も相当数の応募があったそうで、今日のお昼のNHKのニュースによると、さらに再度の追加配布を計画しているとのこと。


正直 私はあまり興味のない分野なんで、この縄文時代の古木がどんなものなのか、インテリアにどう活かすのかも知らないのですが、ニュースでインタビューに答えていた方は「地震のメモリアルとして飾っておきたい」とか。もし関心のある方は、県に今後の配布会の予定などを問い合わせてみてはいかがでしょうか。






個人的にはもらった古木が、どう加工したらインテリアになるのかが気になりますけれども。なにせ見た目汚い石みたいなものなので。
割ってみると、備長炭のようにキレイなんでしょうか。あと、せっかくなので有料で売る……のは難しいとしても、これを観光とか、客寄せに使えないものだろうかなぁ、と思ったり。
柏崎に観光に行ったら、1個無料でプレゼントとか。……まァ重くていらないよなー*1

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*1:普通に思いつくのは、加工した物をお土産品にして販売するという案。……なのだけれどそういう業者が出ないのは、加工が難しいのかそれとも量がそれほどないのか。