小学生の頃は

僕が小学生だったころには、ほとんど小耳症であることを意識していませんでした。たまに病院に行って検査したりもしたのですけれど、あまり不自由を感じなかったこともありましたし、なにより周囲が特別扱いしてなかったのが大きな理由だったと思います
ほとんど耳のことでいじめとかは受けなかったように思います、大抵は友達もそのことには無頓着だったような。ただ高学年ともなってくると他人と自分との比較が進んでくるようで、さらにクラスの中でも男子と女子との間に対立ムードが出始める頃だと思います。そういった頃に女子に

耳が変!
耳毛が生えている!
と言われたこともありました、そうすると男子たちでその子に向かって罵倒し返すということがあったり。まァ子供同士の悪口の、デブ、チビ、ハゲ、バカ、とかいうレベルの扱いだったように思います