ようやく原作を読んだ

今ごろですが、原作本を読みました。

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

アニメを観ていていたので、場面が想像しやすく すいすい読めました。


若干内容に触れてなくもないので、ネタバレが嫌な方はご遠慮下さい。


奇抜な演出……物語が前後する……が印象的なためか、てっきりアニメはかなり独自の演出がたくさん入っているのかと考えていたのですが、思いの他 原作に忠実で意外でした。というか、語り・ツッコミの部分は原作の方が相当くどいンですね、ちょっとその例えはどうなの?と感じるところもいくつかありましたが、ツッコミ具合はこちらの方が面白いですね。


他にも、アニメ本編を観ていて気になった部分が、原作ではきちんと描かれていた辺りも良かったです。
例えば「うっかり死んでしまったら世界はどうなる?」辺りの考えを主人公が持つのだろうか?と疑問だったのですが、そこら辺もちゃんと描いていましたね。また、5人揃ってから正体をそれぞれ明かしていくのも、自然な流れのように感じます*1
あとアニメで気になったのは、暑いからとバニーガールに着替えたはずなのになんで網タイツまで履いているのだろう?とも思ったのですが*2、原作ではちゃんと(?)生足だったので納得*3


しかし、いわゆるライトノベルを読むのは、友人に薦められて読んだブギーポップシリーズ以来*4です。実に何年か振り。
今後は「3階建て論」

に順じた表現で言うところの3階部分、「絶望系」にまで手を出すかは、自分も分からないです。というか途中で飽きてしまって、このシリーズを最後まで読めるかも自信がないけど*5。ただ評判をざっくり見る限り「〜の消失」は好評みたいなので、それくらいまでは読む予定でいます。


あと、id:kazenotoriさんの一連のエントリー

を読むと、推薦文が巧いせいもあって興味が沸いてしまうので、もしかすると2階部分には上がらず、1階周辺で他の作品を読むかもしれないですが。




そうそう、一巻には鶴屋さんは出てこないのね。
よくよく思い出してみれば、確かにそうかと納得しましたが、なんとなく印象が強かったので、出演していたと勘違い。

*1:アニメの場合はその方が次回へ繋げるために盛り上がる演出、とは思いますが

*2:別に網タイツがNG、というわけではなくて暑いなら体操着のままで良かったんじゃないかなと

*3:ただバニーガールの衣装の構造はよく分からないのですが、網タイツと分けられないようになっている?それだとしたら、アニメでああいう描写になったのは理解できるけれど

*4:乙一作品をライトノベルに含めるとしたらもう少しブランクは短いけれど。

*5:ブギーポップシリーズも第4作目までしか読んでませんし