アースシーのその後
このところ ロードオブザリング や ハリーポッター、ハウルの動く城 などの影響から本屋さんにもファンタジー小説のコーナーができるなどかなり、関心が集まっているようです。
ということ関係あるのかないのか、ゲド戦記の番外編がでたようです
ゲド戦記は映画「ロードオブザリング」の原作である「指輪物語」にひけを取らない、とても面白いファンタジー小説です。ただしそれはシリーズ3作目までの話。影との戦い、こわれた腕環、さいはての島へ と3作を発表して、このシリーズは一旦は完結し、ファンタジー小説界から惜しみない賞賛を受けたのですが、
なんと、十数年経ってから4作目が作られました
これが実にトホホな出来具合で、一体作者はどうなってしまったのか?と思ったほどです。僕はゲド戦記を高校生のころ図書館から借りて読んだのですが、司書の方から
このシリーズが好きなら第4作は読まない方が良いよと言い含まれたほどで、結局は好奇心には勝てなくて読んでしまいましたが、忠告を素直に聞いていれば良かったと後悔するくらいの出来でした。
その後 4作目で最後と言っておきながらさらに続編の アースシーの風-ゲド戦記V が出たのも知っているのですが、4作目の手痛い仕打ちでこれは読んでませんでした。ただレビューを見るとそこそこよさそうな雰囲気。
4作目の痛い読後感が緩和することが出來るでしょうか?ちょっと興味があるところです