手術するかしないか

実に久しぶりの更新
小耳症の交流サイト みみちゃんねる で気になるスレッドがあったのでちょっと書いてみます。


耳を形成手術しないという選択
というタイトルで、形成手術をしない、という選択をした人の意見を募っているらしいのだけれど、僕はあいにく「手術をした人」なので、その観点からの意見を書いてみようかと。


まずは手術をしたことのメリットでいうと、見た目の改善というのと、メガネをかけれるという機能面での改善があると思う
あと手術自体とは関係ないのだけれど、入院中に他の患者と知り会えたのはプラスになっているように思う。やはり学校とかの環境だと自分だけが異質な存在に思えたけれど、世の中には色んな人がいるンだなぁ、という風に考えられるようになったし


デメリットで言えば、まるまる夏休みが潰れたこと、小学2年、3年の夏休みは手術をしてしまったので、割と制限された憶えがある。冬休みにも手術したのだけれど、それはあんまり損したような気分はないんだよな。あとはそれほど手術は怖くなかったし、それに手術自体は小学2年生のころにしたので「なんで手術するの?」ではなくて「そういうものだ」という風に思っていた


事実両親にここ何年かででネットで見た情報を話したことがあるのだけれど、手術をしない人もいると言ったら驚いていた、たぶん、手術をしないという選択肢は想定すらしなかったンだろうと思う


まァあとは手術の費用とかもあるだろうけれど、僕は基本的には手術をして良かったと思っているからなぁ、上記の人にはアドバイスできないかも。というか自分がやってしまったことをあんまり悪く考えたくないしね。それと手術をしたことは良かったとは思っているけれど、クオリティにはやや疑問
もうちょっといい耳ができたのかな?と思うと嫌〜な気持ちにはなるなぁ、と言って、これから手術も出来ますと言われても嫌だけれど



そう、手術はして良かったとは思うけれど、これから新しい耳を作れますよ、と言われてもう一度手術するか?と訊かれたら、答えはNO!この辺は手術をしないという選択肢を選ぶ人に共感できるかも。面倒で痛いというのが大きな理由だけれど。また今の耳でも別に良いし
耳が聞こえるようになるのならまた違うんだろうけれどね