いまさら地震レポ

考えてみれば、ちゃんと地震について書いてなかったな、ということにいまさら気がつき、備忘録も兼ねてメモ

天井で何かが・・・

一番最初の揺れのときには、最初天井がカタカタ鳴りました。あ、こりゃぁネズミが騒いでいるな(出るんです家の天井裏に)などと思った矢先に、いきなり横揺れ。慌てて戸棚を支える。揺れが落ち着いた後で家の点検をしました。被害状況などはあとで。
食事前だったので、夕食の用意しつつテレビに凝視。電気と水道は大丈夫だったものの、ガスが止まったので灯油ストーブと電子レンジなどでなんとか調理、その後も何度か大きな地震があったものの、そんなに揺れの大きさの違いは分からず。
記録によると19時くらいにも大きな揺れがあったようだけれど、その辺のことはいまいちよく憶えてません。


そう言えば、僕の家は灯油で風呂を沸かすので当日も問題なく使えました。

被害状況

僕の家の被害状況。まずは怪我人はなし。
壁などにひび割れ多数、特にひどいのは浴室のタイルが割れたことくらいか。
あと僕の家は父親が職場からもらってきた、しきりのためのガラス付きのついたて、というかパーテーションのようなものが車庫にあるのですが、それが倒れてガラスが割れ、倒れた時に自動車にぶつかったので車の方にも少し傷がつきました。
それと僕の家には囲炉裏があるのですが、それ用のマキが積んでいるのも倒れました。どちらも以前から安定性が悪かったのでしかたない。
さらに本棚も倒れました。これも地震前から傾いでいたので自業自得か。一応見かねて金具でも固定していたのですが焼け石に水というか、無駄だったようです。ちなみにこれは地震後に金具を増やして再補強。

戸が勝手に

被害ということではないのですが、地震後は窓や戸が勝手に開いていました。後日の大きな余震でも同様。よく地震のときには戸が動かなくなるので開けておけ、と言われますが、揺れの向きのせいなのか勝手に戸が開くというのは驚きました。

付近の確認

僕の近所では独居老人宅はいないのですが、一応近所の安否確認、どこも怪我人などもなし。既に日が暮れていたので土砂崩れなどの確認はやらなかったのですが、翌朝になると特に山を所有しているような方は確認しにいったようです。
まァ小規模ながらあちこち崩れていたよう。

安否確認

電話自体は断線していないので使えましたが、回線が混んでいて通話できず。しかしなぜかネットはできるので、とりあえず自分の分の安否情報を友人に送信。あとWebページも更新
後日このページを見た知人に

てめぇ余裕だな
と言われたのですがいやいやいや、こういう時だからこそちゃんと描かないと。


しかし、安否の情報は電話よりもメールなどの方が便利でしたね。

地震酔い

ネットでは連絡のつかない人もいて、テレビを見ていても仕方ないので寝ることにはしたのですが、何度も余震があるので地震酔いしました。
えっと、長く電車やバスに乗っていると、家に帰ってからもなんか揺れているような雰囲気になることがあるじゃないですか、ちょうどあんな感じ。地震が起きていないにもかかわらず、常に震度1くらいの揺れを感じているような変な気分でした。
あとはなんか興奮していたというか、地に足がつかないというか、そんな感じで当日も翌日も眠れなかったですね。

前兆現象

よく動物が騒ぎ出すとか、妙な雲が見えるとか言いますが、僕は全く思い当たるふしがないです。いかに日頃から観察力がないかっていう話ですね。



とりあえずはこんなところか、地震の翌日の24日は、朝から割れたガラスやらの片付けをしたり、さらに倒れそうなものを補強したり移動したり。あとはテレビを一日中かじりついていたり、といったような状況でした。