都会者とニートの手助けは要らない
ちょっと気になる記事が合ったのですが、ネットで探したのけれど見つからないので、長いですが紙面から引用。
1月5日の新潟日報から
4日から仕事始めの川口町で、職員への訓示をした星野町長の発言
星野町長は「会社を休んできてくれたボランティアもいた」としながら、「就職もしない、学校も行かない『ニート』と呼ばれる若者がずいぶん入ってきた。極めて中途半端な群れ、集団」と振り返った。関連したような記事としては、
首都圏からのボランティアを取り上げ、「彼らは失敗したら帰れるがわれわれは生活がかかっている。地域に入ることで役場に意見を言い始める新しい現象が出ており、注意しなくてはならない」と指摘。さらに「(彼らが)今まで自分の得たもので地域をリードすることは、地域の現実からは乖離している」とも述べた。
中略
発言について、星野町長は「悪意で言っているわけではなく、現状がボランティア本来の概念を超えてしまっているということ。復興は都会の感覚でなく住民自ら考えるものだ」と話している。
記者の目:新潟中越地震支援ボランティア
小千谷市バイクボランティアに参加して。
辺りでしょうか。
地震後、川口町には行ってはいないので、どういう状況であったのかは分からないのですが、長岡市で出会ったボランティアで言えば仕事を辞めてまで来ていたり、所持金がほとんどないような状態、しかも地震発生当初は帰るルートも不安定な状況で、無理矢理来ていたりするような若者もいたのも事実ですね。
ただ、僕の出会った範囲では皆がサボることもなく真面目に、それぞれが一生懸命自分のできることをしていたと思います。
でもボランティアのためのボランティア、ではなくて被災して困っている人への助けにならなければ意味がないわけで、僕たちが十分にお手伝いできた、と思ってもそれは「帰る家がある人間の奢り」と言われてしまうと返す言葉がないですね。
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