文字が打てないからこそ意味のあるサービスもあるんじゃないか
多少フォローすると
テスト参加者募集の際に「ご家族や友人ではてなを利用されてない方を連れて来てください」といったお願いをさせていただくことがございます。
という点などで、普段はてなを使っていないユーザーにレビューをしてもらうのは面白い試みかなと。
ただ、サービスってちょっと触っただけだと、良いか悪いか分からないよねー、とも思ったり。
私自身最初はTwitterの面白さはサッパリ分からなかったし、はてなダイアリーの初めての印象は「キーワードリンクうぜぇ〜」だったように記憶している。
ニコニコ動画も「コメントなんかが画面をちらついていたら、邪魔だろ」とか、はてなスターはもっとひどくて「妙なものが日記に貼りつけられたな〜」という感じだった。
それらを数時間で理解して、面白さを感じられるか?っていうと、たぶん分からないなぁ、と。
ちょっと話は違うけれど、個人的に最近気になるのが、手書きブログとイラストdeブログ
手書きブログ
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手書きブログの方が先行で、イラストdeブログの方が後発……っていうか、かなりの機能が被ってるサービス。
ただ、決定的に違う(と私が思う)のが、コメント欄に文字が使えるかどうか?という点。
手書きブログの非常に斬新なところが、文字・テキストの入力を徹底的に排除していること。
これはユーザーの自由を制限するし、不便を強いることでもあるけれど、コメントをつけるには手で書かなければいけない、というルールにもなってる。
しかしこのことが、手書きブログの大きな魅力じゃないかな、と。
テキストで書かれたコメントよりも、手書きで書かれた字、というのはその人のちょっとした側面が見えるというか、テキストだけだと冷たい印象のように思えるけれど、手書きだと人間性を感じるというか。
そこら辺がいいコミュニケーションに繋がっていると思う。
それらの仕様は、手書きブログの開発者の思想であったり、設計の妙なのだろうなー、と感心したり*1。
で、そういうところが、レビューで評価されるのか?は難しいじゃなだろうか、単に文字が入力できない不便さを指摘されて、ほいほいとそういう機能を追加したり、っていうことが起きたりしないかな、とか。
「使い方が分からない」とかいうのは、どんどん改善するべきところですが、コンセプトとして持ってる「不便さ」であればレビュアーとかに何言われても頑なに変えないで、断固としてテキストを打てないようにして欲しいですね。
なんというか、新潟在住だときっとはてなクラブで参加することはないので、適当なことを書いてますが。
参考リンク
何か曖昧ながらも強烈なビジョンとか思想がまずあって、それをコードとして実装するのが本物のギーク、みたいな理想があるわけなんですね。
ここ一年二年、はてなに対して思ったこと - おれはおまえのパパじゃない
思想をコード化してくれよと。
思想があるから仕様が決まる、と思うんですけど、たとえばはてなブックマークの様々な仕様にはそれをほとんど感じない。
ここ一年二年、はてなに対して思ったこと - おれはおまえのパパじゃない
俺の記憶が確かなら、コメントやタグをつけたいという要望があって、それによってこういう仕様が決まったと思うんですけど(違ってたらごめんなさい)、それはユーザーの要望を満たすんじゃなく、はてなという会社の思想によって決めるべきことだったんじゃないかっていう。
ここ一年二年、はてなに対して思ったこと - おれはおまえのパパじゃない
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*1:反面、敷居が高いということも言えるでしょう、なのでイラストdeブログの方が今後ユーザー数を拡大するかもしれませんが