Willustratorの本来の?使い方

私は Willustrator をお絵かきツールとして利用している訳ですが、おそらく将来的に主流となる使い方は、簡略図などの作成だと思います。


というのもベジェ曲線を使うのは難しく、思ったように線が引けるのには慣れが必要です。ベジェ曲線には再加工の簡便さやデータの量などでメリットはありますが

初めての人が自由に使えるかというと、ちょっと難しいですね。


ただそれでも、長方形や楕円形を書くのは数値で制御できるので、簡単ですしこれを利用すれば、表なども作ることができます。しかし、それなら既存の画像ツールでも十分ですけれど、Willustrator の機能として特徴的なのが「コピー機」。


他の人が作った画像を利用できる、という機能で、私も前のエントリーで元の絵に色々と付け足した絵を作ったのですけれど*1、これをエントリーの説明として、図などを使うのが一般的かなと。




どういうことかというと、例えば仮に、こんなエントリーがあったとします。



はてなブックマークが活性化することで、はてなの認知度が高まり、それによってはてなユーザーが増えるし、はてなブックマークユーザーも増えていくだろう。



という風な使い方をしていた、エントリーに対して、その図をコピーしてあれこれ付け足すわけです。

いやいや、はてなブックマークは技術系に偏っているから、初心者にはとっつき難くて、はてなユーザー増加にむしろ悪影響が出ている。はてなブックマークはもっと一般化するべきだ……うんぬんかんぬん。
参考:http://q.hatena.ne.jp/1149029696



と、元の絵を使い反論する、といった使い方など。
もちろん、元のエントリーを補強する意味合いで使ってもいいでしょうし、メタや、ネタで返したりするのもアリだと思います。
そうした形で、相互にコピーしあい、議論の、または情報交換・交流のツールとして、Willustratorは今後 利用されていくのではないか?と予想しています。



*1:参考:
-http://willustrator.org/image/84
-id:rikuo:20060529#p2006052903
-id:rikuo:20060530#p2006053002

数値入力だけで描いてみた

ベジェ曲線で思ったような線を描くのは、なかなか難しいですが、Willustratorでは長方形・楕円形は数値入力で大きさ表示位置を制御することができます。


例えばそれを利用して、ドット絵を描いてみました。

こんな風にして、ドット絵や、簡単な図形などは数値入力だけでも表現することが可能です。イラストまで描くのはちょっと大変ですが、こんな使い方もあるという事で。

Willustratorの今後とか

利用については、正直なところアルファダイアラーが使い出せば一気に普及しそうな感じがしますね。例えば id:naoyaさんが はてな認証APIの説明なんかにさらっと Willustrator で作画したりするとか*1
そういう図が一旦出れば、セキュリティの面でここの仕様がどうのこうの、とか検証するためにコピーして追記されていったり……なんて使い方で広まっていきそう。


あとは、コピー元として素材に再利用しやすいアイコンとか、矢印とかを作るっていうのも流行るかな?と思って、いくつか描いてみました*2。他には、画像領域外にテキストを置いて、コピーした人にだけメッセージが伝わるなど。または背景色と同色のテキストとか、豆粒みたいな字で拡大しないと見えないとか。そんな一方的な情報伝達ツールとして使うとか。


出力もPNGだけでなく、SVGにも対応しているので印刷とか、Web以外の用途への転用も可能ですし。


色々と便利な使い方はあるだろうから、まだどういう風なものになるかは分からないけれど、面白そうなツールだと思います。

*1:とは書いたけれど、これはなさそう

*2:参考:http://willustrator.org/image/183

b:id:niyagawaさんもそうだけれど

以前あんなエントリーを書いたせいか、b:id:niyagawaさんの飲食が気になる今日この頃。

あれから気を使うようになったのか、随分色々なものを飲んでいるみたいですね。


ただniyagawaさんもそうですが、最近は小飼弾さんが気になりますね。
エントリー毎に文末の署名を少しずつ変えてますし、バリエーションも豊富。まさかあれを自動化しているわけじゃないでしょうが、一体どれくらいのパターンがあるかは興味があるところ。


誰かまとめてないかなぁ?

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