手術の時期

小耳症の形成手術の時期については色々な考え方があると思います、親の考え方、医師の考え方、本人の考え方、それと医療の技術や本人の状態などもあれこれあって、一概には言えないでしょう
事実メーリングリストなどでも手術の時期についての意見は様々あるので、その参考となればと、僕の考えを書いてみます

僕の場合、小学2年生に手術を行ったのですが、この手術時期の決定には両親の要望もあって、できるだけ早く、という意図もあったようですが、僕の身長が割と高い方だったので、本来の予定であった手術時期よりも1.2年早まった、という経緯があったそうです

というわけで、もしかすると小学4.5年生で手術を行う可能性もあったわけなんです、けれども僕はそれよりも前に手術をして良かったと思ってます。僕は小学生だったので、手術は長期休暇の時期、夏休みと冬休みを利用して入院・手術を行いました。一応胸の軟骨を取るので負担は軽いものではなく、運動も直後には制限されていたように思います。
このことは結構重要で、小学生にとってみれば夏休みが丸々潰れるようなことは大きな出来事です。

小学4.5年生になると、地区の大会に向けて、水泳や陸上などを励んだりしていた時期で、僕は当時 陸上の学校の代表として大会に出場できたことが大きな自信になりました、なので、もしこのころに手術をしているとそうした活動が一切できなるでしょう。

手術自体は時期が自由に選べるのでその時に大切なことを第一に考えた方がいいのではないでしょうか