Illustratorで写真のようにリアルなベクターアートを作り出す - のは断念したよ

Illustratorで写真のようにリアルなベクターアートを作り出す - GIGAZINE
Illustratorというと、ベクター系ソフトウェアの雄で、文字通りイラストのような画像を作るには便利なソフトですが、ぼかしやにじんだような色を塗るとか写実的な表現には向かない、といったイメージがあるかと思います。上のリンク先ではそれらの印象を払拭するかのような、写実的なイラストばかり。もはや写真と区別がつかないほど。
ただ、それぞれかなり時間がかかっていそうですね。


で、私も以前 同じような手法にチャレンジしたことがあります。

ガラクタ

こちらのジャケットを元に、

Illustratorで

こんな風に作ってみました。(もっと大きいのは こちら)


パスの状況はこんな感じ

作成したのは2000年ごろ、当時の最新バージョンだった Illustrator8 から導入された新機能の習作として上のようにまず白黒画像で試してみよう、とやってみたというわけです。その後、カラーの画像にも挑戦していたのですが、白黒と違って、もう、大変で大変で。
この画像では女の子なので、しわとかありませんが、服でも顔でも、しわとかの表現が難しくて。
以来この手法はあんまり使っていません。もちろん部分部分では今でも使っていますがここまで写実的なものは作っていませんね。


あと、この方法の特徴としては、大きくプリントできる、というのが一つのメリットではあったのですが、実際にプリントしてみたら、肌がつるんとして変な感じになってしまいました。仕方ないので Photoshop で若干修正して印刷したのを憶えています。


せっかくなので、これの Illustratorファイルも載せておきます。
20060802_ai.zip Illustratorファイル（834KB）
あんまり参考にはならないと思いますが。
バージョンはIllustrator8。ちなみにオブジェクトの数は1300程度です。

参考リンク

• 螢　オフィシャルホームページ

今回参考にしたジャケット、歌手の蛍さんの公式サイトです。