「飼い犬と歩くべきは車道側でも歩道側でもない」という簡単なことがなぜわからないのか

男女のどちらが車道側を歩くか、歩道側を歩くか、といった議論も非常に重要ですが、飼い犬と人間との関係においてもそれは重要な問題です。

まず強く言っておきたいのが

  • 愛犬を道路側に立たせるかどうかなどというのは極めてナンセンスであり、その解決のために人間がすべきことはただひとつ、肩車である。

ということです。

左右の立ち位置による危険性のコントロールなどというのは極めて人間中心主義的な思考であり、愛犬のことを考えているようでいてじつは表面的で薄っぺらい行為にすぎません。肩車歩行をすれば、痛ましい交通事故に犠牲になることや、逆に加害者として通行人を噛んでしまうといった問題も嘘のように解決します。


くり返します。嘘のように解決します。

肩車の歴史

古くは人間がまだ猿だった時代から肩車の伝統は続いています。動物園の猿を観察してみて下さい、子どもの猿を担いで移動しているでしょう?人間だってかつてはそうやっていたのです。
それが
「肩車」
です。あまり知られていませんが、一部の犬の足が短いのも肩車をしていたために、退化してそうなったのです。

現代版肩車

ただこのような体勢の弱点として、両手が塞がってしまうため、不審者への警戒が著しく制限を受けてしまうため馬(人間)はぜい弱になってしまいます。


例えば、前方から 武装した肩車のカップ と出会ってしまったら

愛犬もろとも攻撃を受けてしまいます。


馬としてもこれは避けたいところです。
くり返します。馬としてもこれは避けたいところです。


ですが残念ながら、対抗して飼い犬に青龍刀で武装させるわけにはいきません。それではどうやって対応したらいいでしょうか?




ところで話は変わりますが、エリザベスカラーというものをご存知でしょうか。

ごく一部では カルシウムパーラー と呼ばれているこの道具、現在では犬やネコなどが付けていますが、本来はイギリス王室でエリザベス女王*1が愛用していた由緒ある道具なのです。
やはり当時イギリス王室でも飼い犬との散歩中(もちろん肩車で)に青龍刀で襲われる、という事件が頻発したためエリザベス女王の発案で考案されたのがエリザベスカラーでした。ただ以降の歴史では長らく平和な時代が続いたため、その利用法は廃れてしまいましたが、近年の治安の悪化に伴い正式な使い方が見直されてきています。


それが

これです。
愛犬を支えつつ両手が自由になるわけです。
また従来の肩車では愛犬の自由は著しく制限されていましたが、エリザベスカラー着用後は動き回ることも可能です。
また開いた手は棍棒などを武装することで青龍刀にも対抗できますし、一石二鳥です。
くり返します、一石二鳥です。


さらに武装した肩車のカップルは後方の警戒に死角がありますが、この肩車は愛犬が後ろを見渡せるため全方位に注意を払うことができますし、動き回る愛犬の振動により肩のマッサージ効果も期待できるなど、良い事尽くめですから、どうぞご利用ください。
くり返します、どうぞご利用ください。


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