ネットラジオの特徴

最近インターネットラジオが好きでよく聴いているのですが、Twitterで聴いていたネットラジオをなにげなく書いたところ、それを見て同じラジオを聴いてくださった方がいました。ただ私が聴いていたのが、アニメラジオということもあって、かなり戸惑った様子で申し訳ないです。


インターネットラジオ、またはポッドキャスティング*1はその性格上、どうしてもそのページを見ている、知っていることが前提の番組進行になっているため、ちょっと初めての方には入りにくいものになっている事が多いように感じます。


どういう事かと言いますと例えば、従来の電波によるラジオ放送の場合、たまたまチャンネルを合わせて聞いたり、直前の番組を聴いていてそのまま聴き始めたり、という受動的な立場で聴く方も多いだろうといった意識があるため、ある程度の配慮がなされている傾向が強いわけです。
具体的には、電波でのラジオ放送の場合、番組の途中からチャンネルを合わせる場合もあるため、1時間の放送があったとして、合間合間に
「この○○(番組名)は音楽情報番組です」「パーソナリティは□□」
といった形で番組の説明を繰り返す必要があります。
一方ネットラジオの場合は、こちらからそのサイトなり何なりを探した結果、聴いているので聴取者も最低限の情報を知っている上での視聴と捉えているためか、割とすぐに本題に入るように感じます。もちろん、ネットラジオでもたまたま検索してきた閲覧者もいるでしょうし、初めて聴き始めた方向けの情報提供もされてはいるのものの、少なくとも何の番組を聴いているか?は聴取者にとって意識的なものになります。


また、ネットラジオポッドキャスティングの場合はいきなり途中から聞き出すことはないでしょうから、合間にラジオ名の紹介は不要で、最初に一度だけで十分になるわけです*2

*1:ネットラジオでも生放送形式のものもありますが、今回の話では除外しています。そちらはむしろ電波のラジオに近い特徴なので

*2:十分ではあるけれど、電波のラジオからの慣習かCM後に再度ラジオ名とパーソナリティを紹介をすることも多いです。