リンクターゲットの設定はチェックボックスでいいのでは?という提案

結論から先に言えば、はてなブックマークなどはてなの各サービスで

こういう設定項目があるのですが、わざわざ「_blank」と入力させるのではなく、

(イメージ図)
チェックボックス形式でいいんじゃね?という提案です。

そもそも target属性って?

リンクターゲット、つまりは target属性については

<a href="http://www.hatena.ne.jp/" target="_blank">はてなトップページ</a>

というものですね、具体的には

というような感じになります。
このように別ウィンドウでリンクを開きたいという場合、target属性に「_blank」を設定することで、そうした動作になるわけです*1。こうした設定がリンクターゲットの設定でできるのですが、単純に _blank を設定するのかどうか?という点だけなら、

わざわざ入力フォームを用意するより

チェックボックスでいいんじゃない?と思った次第。
どうせみんな「_blank」しか target属性なんて使わないだろー っていう。




とは言え「_blank以外のtarget属性」というのもあるので、それについても考えてみます

_blank以外のtarget属性

_blank以外のtarget属性としては

備考
_self そのフレーム(かウィンドウ)に表示する
_top フレームなら解除して表示する
_parent フレームなら1つ上の階層(親フレーム)に表示する
name 任意のname属性をつけたフレーム等に表示する

という感じですね。
概ねフレームに関したものが多く*2、イマドキ2008年のこのご時世でそんな使い方は少ないだろ、と思うわけです。


というわけで

チェックボックス化のメリット

  • 設定画面の簡素化
  • 設定情報管理の簡素化

という辺りにメリットがあるかな?と。私自身は Webサービスとか運営したことないので想像で書いてるんですが、テキスト入力フォームで設定できる情報よりも、チェックボックスで設定される情報の方が管理が楽になると思うんですよね。
また、わざわざ「_blank」とキーボードで入力するより、チェックボックス形式であれば、選択も楽ですし。


逆にデメリット……と考えられる部分

チェックボックス化のデメリット

実態はどうか?

リンクターゲットの設定ができるサービスは

となります。(っていうか、はてなグループは設定できなかったのね)
前段では「いまどきフレームなんて使うヤツおれへんやろぉ」ばりに書きましたが、はてなダイアリーを日記ツールとしてフレームに読み込んで利用しているケースはたまにありますし、実際「_blank」以外のtarget属性を設定している利用者がどの程度の数いるのか?については分からないです
またおそらくこの機能の導入のきっかけになった、はてなアンテナのリリース時期ならフレームを使ったサイトも多く、フレームに読み込む使い方も少なくなかっただろう、とは思います。
それに、意外な活用方法があるのかもしれないし。

移行の問題

管理が楽……だろうとは思うものの、既に設定されている項目を移行するのは案外面倒じゃないか、とも思うわけです。費用対効果で考えると、刷新するほどのメリットが見込めるか?は正直微妙なところ*3



というわけで

少なくとも
はてな、12月18日に新サービス発表--外部パートナーとの連携も - CNET Japan
近々発表される新サービス?……がどんなものかは分からないですが……リンクを別ウィンドウで開くかどうかの設定項目があれば、チェックボックスにした方がいいんじゃないかなー、って思った。

イデア登録

他のサービスにもありますが、とりあえずはてなブックマークで提案してみた。

><

*1:そもそも論として、「別ウィンドウで開くかどうかは閲覧者の自由に任せるべきで、_blank を設定するべきでない」という意見もあるでしょうが、ここではその論点は扱いません。

*2:フレーム以外だと、window.open()で任意のnameをつけた新規ウィンドウを作成し、そこに表示するという使い方もありますが

*3:それと優先順位の意味でも