2006年はてなの印象に残った機能拡張を3つ挙げてみる

「真剣インターネットしゃべり場2006ー2006年のネットを語る会―」を12/9にやります : ARTIFACT ―人工事実―
こちらを見て、少し早いですが2006年のネットをちょっと振り返ってみようかなと思いました。


といっても、今年のネット全体を振り返るのも大変ですし、それに2006年の大きな要素としては何と言っても「YouTube」が外せない訳ですから、それについて書くのは時間がかかりそうなので、ここでは表題通り、はてなに絞った、かつ個人的に印象に残った機能拡張を三つ挙げてまとめようかなと。


まぁ、まだ1ヶ月以上ありますから、これからさらに度肝を抜かれるような新サービス、新機能がリリースされる可能性は十分にあるのですが、こういうのは早めにやったもの勝ちですからね。


というわけで、今年印象に残ったはてなの機能拡張を三つ挙げてみます。

  1. はてなグループの1人用有料オプションの追加(5月12日)
  2. はてなフォトライフにアップロードできるファイル容量を拡張(9月7日)
  3. 共有デザイン機能(11月8日)



以下それぞれ解説。

独りグループの活用

個人的にはこれが最も大きな変化でした。
これが発表されたときにもエントリーとして書いたのですが

それまでグループでは、1ヶ月800はてなポイントで5人までの利用可能なコースが最低価格だった有料オプション利用が、1人で使う場合に限り月額180ポイントで済む、というはてなダイアリーと同じ負担で、グループの有料機能が使えるというのは魅力的でしたね。
ダイアリーの有料オプションとは若干違いがあるものの

特に、当時は上でも挙げたフォトライフの容量の拡張がありませんでしたから、グループの共有ファイル300MBという容量を画像置き場として使うことで、


ダイアリー + フォトライフ


のような使い方ができ、それもお徳感がありました。


あとこの機能拡張までは、1人だけで利用するグループの立ち上げにやや躊躇があったのですが(何より「はてなグループ」という名前ですし)、このリリースによって「あ、やってもいいんだ!」と思えるようになったのも印象的でした。
また、これは私自身のことなのですが、ここダイアリーをメインとすると、グループでの日記はサブ的な扱いで、適当に思いつきでダラダラと書ける空間ができた、というのも大きな収穫でしたね。


他には、私はたまに gifアニメを作るのですが、

はてなの場合、グループの共有ファイル以外ではgifアニメをサポートしていないので、その為の場としても利用しています。これはフォトライフや他の有料オプションで代替できない機能ですね。


もちろん有料オプションを使わなくとも、グループ独自の記法や、またキーワードが自由に作れる点、掲示板、カレンダー、タスク管理ツールあしかなどの利用が可能など、様々な機能が用意されているので、無料での利用でもいいですが。

フォトライフの容量拡大

これも以前エントリーにしましたが

それまで、無料利用では一つのアカウントに対し、3MBまでしか使えなかったフォトライフの容量が 30MBまで増えたのは有り難いです。私は、それまで有料オプション(ケータイコース月額60ポイント)を使っていたので、この容量拡大は助かりましたね。
ただ、有料オプション更新の数日後にこのリリース で無ければもっと素直に喜べたけれど……。


……。


無料分の容量拡大もそうですが、注目なのがダイアリーの有料オプションとの連携。
これまでは、ダイアリーの有料オプションと、フォトライフのケータイコースを使うと

月額
ダイアリー有料オプション 180ポイント
フォトライフ有料オプション
ケータイコース
60ポイント
240ポイント

と個別に、支払う必要があったものが、このリリース以後はダイアリーの有料オプションを使うと同時にフォトライフのケータイコースまで使える、という設定になりました。
これは、従来ダイアリーで有料オプションを使ってたユーザーにとっても大きな拡張になりましたね。



共有デザイン機能

こちらは割と最近のリリースで、ダイアリーとアンテナの両方です。
私自身はまだ公開デザインに一個も登録してないので、なんか申し訳ないのですけれど、他のデザインを見ているだけでも面白いですね。
始まったばかりのサービスなので、ユニークな使い方・活用のされ方はこれからも色々とありそうですが、ま、とりあえず、いくつか投稿しようかなと準備中……です、クリスマスっぽいレイアウトを作ってるので早めにアップできれば良いな……と。




というわけで、印象的な機能拡張を挙げてみました。
三つだけでなく「今年の十大リリース!」っぽいものでも良かったのですが、そういうまとめはそのうち誰かがやりそうなのですから、小規模で、こじんまりと。



枠外

あと機能拡張ではないですが、今年の印象的なサービスと言うと、

ですね。
今ではロボ犬が独り寂しく時刻を伝える姿に涙を誘いますが、リリース直後はかなり盛り上がり、私も熱中しました。

犬文字を作ったり。



江ノ島などに集結したり。


はてなスタッフが現れると即座に犬混みになるとか、特にid:jkondoさん、id:umedamochio(通称:うめ団子)が顕著だったり。
夜は人が多過ぎたので、それを避けて朝5時ごろに早起きして参加したり。


恐竜が出現したり。

恐竜の謎……出現条件や、倒せるらしい、といった情報があったり、YakalikeGabbly といったチャットツールを使って会話したりと、面白かったですね。


中にはわんわんワールドがやりたいからはてなユーザー登録をした、なんて方もいたようですが、いつの間にか参加ユーザーも徐々に減り、閑散として私もログインすることが少なくなりましたけれど、あの時の妙な一体感というか、熱狂は印象深いですね。


もちろん、これから何かのきっかけで、またはてなわんわんワールド人気が再燃する可能性もあるわけですけれど。

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