今年購入して良かったもの 2012年版
昨年もやったので、今年もまとめておくかーという。
今年はタブレット型の端末を3種類購入したのが大きいでしょうか。
- iPad(第3世代)
- Nexus 7
- Kindle PaperWhite 3G
タブレット型端末自体 今年初めて購入したこともあって生活の中にどう取り入れるか、また購入後に飽きずに使い続けていられるか?は懸念事項だったのですが、それぞれまぁまぁ使い分けしていますね。
以下、購入順にレビュー。
iPad(第3世代)Wi-Fi版 16GB Black
6月に購入、16GB版だったので端末自体は42800円、同時に保証の「AppleCare for iPad」が7410円、とおおよそ5万円程度。
実は自分でiOS端末を購入するのはこれが初めてだったり。ケータイもこれまでAndroidだったため、iOSの検証というのも購入の動機の一つでした。ただ世間的には使いやすいと評判のApple製品なものの、Androidに慣れていると戸惑うこともしばしばで、みんなが絶賛しているiPadってどの製品のこと言ってるのだろう?ここは平行宇宙か?と時々思ったような記憶もあったりなかったりしました。いや、なかったですよ。ええ。同期させてiPadに取り込んだ写真は、iPad上から操作では削除できないようなUIに呆れたとかそういう記憶もないはずです。
使い方としては自分用というよりも、どちらかというと家族用。
以前にノートパソコンを家族共有で設置してみたものの、それほどIT技術に明るいわけでもなかったため電源を入れてわざわざ立ち上がるのを待って……とやるのは億劫で結局あまり使われないままに終わったので、iPadならば使いやすいのではないか、と考えました。
結果的には、まー、まずまず、といったところ。
テレビを見ながら
「この料理のレシピ見逃したから、あとで調べよう」
「いま、アルビレックスの試合やってるはずだけど試合情報は……」
と、そこそこは使われている感じ。
また Google Maps は色々と手軽に調べられるので、ウチのiPadでおそらく最もよく使われているアプリだと思うのですが、残念ながら未だにiOS 6用のiPad版はリリースされていないのでアップデートできないまま。
Nexus 7 16GB
10月に購入、iPad(第3世代)の半分以下のお値段で 19800円。
前述の通りiPadは家族用だったこともあって、自分で使うのならば慣れているAndroidのタブレットが良いかなと購入してみたものの、Android OSの特徴だったメニューボタンが無くなっていて心底ガッカリするしたり、これまでケータイで使っていたAndroid2.3から急にAndroid4.xになったために当初戸惑うこともありました。
AndroidケータイはHT-03Aから利用してきたものの、Android界隈で残念なのはウザいプリインストールアプリが用意されていたり独自のカスタマイズされた端末が多いこと。そうしたアプリは容量が無駄に多いだけでなく、変に負荷が大きかったりさらに削除・無効化できなかったりと、邪魔なだけなんですよね。
Nexus 7はそういったことがなく、素のAndroid OSの良さが体験できるのは大きな点だと考えています。
反面、Android自体を初めて利用される人にとってはちょっととっつきにくいのかも?という可能性もありますが、じゃあAndroidケータイのプリインストールアプリが使いやすいか?それはそれで別の話。
でも、有用なアプリを探すのはちょっとメンドイかもしれませんね。ちなみに現在私が利用しているアプリはこちらにまとめてあります。
Nexus 7に入れているアプリの個人的なまとめ - 聴く耳を持たない(片方しか)
全体的な感想としては、画面サイズも重量もお値段も手頃で使い勝手もよく、かなり満足していますね。Android も 4.2 と段々と完成度が高くなってきていると感じています。各地で称賛の声が上がっている通り、各社で販売されているAndroidタブレットの中では現時点では最もお勧めの製品だと思います。
- Nexus 7が、とりわけヒジョーにかなりイイ - ケータイ Watch Watch
- Nexus7購入から1ヶ月後 – セカンドインプレッション | @raf00
- iPad mini、nexus7、kindle fireHD、どれを買うべきか。 | @raf00
ただ iPad(第3世代)の方をフォローしておくと、Nexus 7よりも年配の人にとってはこちらの方が使いやすそう……というのはあって、画面のサイズが大きいのはやはり大きなメリットなわけです。特に文字入力まわりでは、7インチの画面サイズはやや狭過ぎる感があります。狭い画面でもフリック式の入力もありますが、習得は難しいですし。
Kindle PaperWhite 3G
11月にゲット。端末のお値段は12980円、保証も購入してプラス2000円。
AmazonがKindleという製品を世の中に出したのが2007年11月、それから5年経ってようやく日本でも発売され電子書籍元年が到来したわけです。それまでにもKindleを手にしていた人は多かったのですが、私は今回初Kindle。しかも電子インク端末も初めてだったので、どういった製品か?どんな風に見えるのだろうか?と期待を込めてポチりました。
使ってみての感想としては、「う、うーん、Nexus 7との使い分けが微妙だな……」というのが正直なところですね……。
電子インクのディスプレイの見やすさ、というのは前評判通りなかなかよく文字媒体は元より、漫画もそれなりに読めるので良いです。また軽いのは大きな特徴で、Nexus 7(340グラム)だと寝ながら手に持つとちょっとキツいものの、Kindle PaperWhite 3G(222グラム)だとかなり楽なんですよね。
ただ電子書籍・Kindle(のサービス)自体は Nexus 7でも見れることもあって、比べるとちょっと見劣りする部分が多いです。特に画面の切り替え速度。でもそれは電子インク方式のため原理的に事前に分かっていた部分ではありますし、小説や漫画のような最初から順に読んでいくジャンルだとそれほど切り替え速度に待たされる印象は無いんですよね。
問題は技術書など、ペラペラとめくりたいようなタイプの本。
技術書は一度通読して後から必要なところだけを再度読み返したり、「あそこの仕様ってどうなっていたかな〜?」と探したり、ということはよくあることだと思うのですが、このときに表示切替の遅さがネックでなかなか目的の項目が探し出せずイライラするわけです。……それだったら Nexus 7 だけを持ち歩いた方が便利だな、と思ってしまったり。
単体で見れば完成度も高くいい製品だとは感じるのですが、私の場合ではちょっと使い分けには困るな、というのが正直なところでした。
Amazon Kindleというサービス、また電子書籍については書くと長くなってしまいそうなのでまたの機会に。
三つのタブレット端末についてはこんな感じですね。
まとめると
- iPad(第3世代)は主に家族用に活用
- Nexus7は自分用として使い倒していますし、最もお勧め
- Kindle PaperWhite 3Gは利用形態をまだ模索中
という。
他に今年購入して良かったものというとこちら。
バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2011/04/21
- メディア: Video Game
- 購入: 30人 クリック: 897回
- この商品を含むブログ (96件) を見る
この「バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS」はニンテンドーDS用のキーボード練習ゲームです。とは言えDS本体の機能ではなく、DSのゲームカートリッジに内蔵されたBluetoothユニットと接続する方式で使える仕組みになっています。当然 Bluetoothなため、DS以外にも他の端末にも使えますし、実際にiPad、Nexus 7とも接続できました。
気になるお値段はBluetoothキーボードにゲームがついて現在は2500円ほどとかなり手頃だったのも魅力的なところ。さらにキーボードと言えど任天堂クオリティできっちりと作られているのも大きな特色の一つでしょう
社長が訊く『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 - キーボード編
太田 スタンドのときにもお話ししましたが、 キーボードについても、「より安全に」ということは とても強く意識してつくりました。 踏んづけたり、水をかけるような試験は もちろん何度も繰り返し行いましたし、 たとえば誤って床に落下させても、 キートップははずれないようになっています。 それに、小さなお子さんの小さな手でも、 とても押しやすいキーの間隔になっていますので、 「キーボードって触っていると面白いな」と たくさんのお子さんに感じていただけるとすごくうれしいです。
(※引用部分は3ページ目から http://www.nintendo.co.jp/ds/interview/uzpj/vol1/index3.html)
Bluetoothキーボードにはもっと軽くて小さいものや折り畳み式のものもありますが、私は手が大きいためかそうしたものはどうも慣れないためこれくらいのサイズがちょうどよかったですね。お値段も含めかなり満足度が高いです。
肝心のゲーム自体は、なかなかポケモンの名前を憶えられず終盤で苦戦して放置中だったりしますが……。